最近「核共有論」がにわかに注目されていますが、国連で開かれた会議で中国が日本を名指しで批判したというニュースが日本で報道されています。


中国、日本の核共有論批判 NPT全主要委で討議開始 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a3471d2671827c7a7acd69dfe37ed3855a83d11


 
【ニューヨーク時事】ニューヨークの国連本部で開かれている核拡散防止条約(NPT)再検討会議は8日、協議2週目に入り、テーマ別に設置されたすべての主要委員会で実質討議が始まった。  この中で中国代表は、米国の核兵器を共同運用する「ニュークリア・シェアリング(核兵器の共有)」をめぐり日本を名指しで批判した。  核不拡散を扱う第2委で中国代表は「日本やその他一握りの国が最近、米国との核共有を繰り返し求めている」と発言。「アジア太平洋地域で『核共有』を再現しようとする試みで、露骨な核の拡散だ」と主張した。  これに対し日本側は「日本政府は核共有を検討していないと明確に表明している」と反論。ロシアのウクライナ侵攻を受け、日本では核共有の議論が急浮上。ただ、岸田文雄首相は政府として核共有の議論は行わないとの考えを示している。 


中国の中央電視台でも本件に関する報道がありました。




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定例記者会見で中国外交部の発言人(スポークスマン)が中国の立場を説明しています。今回は、性格が悪そうなお兄ちゃんでもオバサンでもなく、一番冷静そうなこの人が登場していました。

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日本側の「核共有は検討していない」という発言をとらまえて、中国側は「会議主催者に対して日本のこの発言を記録として残しておくように要求した」そうです。

そしてスポークスマンは言い放ちます。

日本は
「说到做到(言ったからには守るんだろうな)」と。


毎度ながらの何様発言ですが、個人的には「核保有して周辺諸国を恫喝しまくっている国に文句言われる筋合いはないのですが・・・・・」と思ってしまいます。



話は脱線しますが、中国のニュース番組では臨場感を出すためなのか偶に取材している記者の映像も映し出しています。

マクドナルドのTシャツを着た中国人記者らしい場面が私は気になりました。一般的に中国の記者会見はガチンコではない事が多く、質問する記者にもサクラが多く紛れ込んでいる事が知られています。

この場面は偶然映ったものには思えず、中国政府に一体どんな意図があったものか非常に興味がありますね。

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