今回は「罷韓(韓高雄市長のリコール)」について、過去に書いていた記事も含めて少し整理してみました。
 
1.リコールに関する投票をする為の署名




2.リコールの署名が成立しそうになり、慌てた韓市長の陣営は「署名は無効だ」と裁判所に訴えるも却下されて、6月6日にリコールの是非に関する住民投票をすることが決定した。




3.韓さんは現在高雄市長として実権を持っています。報道によると高雄市が様々な姑息な妨害活動に出ているようです。例えば、

① リコールを推進しているグループが設置した看板を、高雄市政府が撤去しています。




② 基本的には前回の高雄市長選挙の時の投票所と同じ数の投票所が「リコールの住民投票用」として準備されるべきですが、現状少なくなりそう。投票所となる学校等に高雄市が「ウイルスを蔓延させたら責任は全て学校が追うべし」の類の通知をしていたことが判明しています。

⓷ 警察もリコールに関する運動をしている人を取り締るような内部通知を出しているようです。


4.リコールを推進するグループは、高雄市の越権行為だと非難するだけではなく、色々と対抗手段も打ち出しています。

看板を撤去されると、小型のリコールに関するポスターやグッズを製作して配りました。街頭で配るポケットティッシュのようなノリで、ゴミ袋にリコールの広告をつけて配ったりもしました。

更に、撤去された看板のビルの壁に、投影機を使って看板を映し出す奇策に打って出ました。いや~、彼らは何とも頭が良いですね。これなら「拆不掉(撤去出来ない)」の看板ですよね。

WS000257






さて、いよいよあと1カ月となりました。史上初の高雄市長のリコールが成立するかどうか注目しましょう。