ニュージーランドから帰国の途上にあった日本人の若者がトラブルに巻き込まれました。三立新聞のニュースによると以下のような経緯でした。

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1.日本人の若者は、3/26にニュージランド航空でニュージランドを出発し、台湾でトランジットして日本に帰国する予定でした。

2.台湾は3/24から「鎖国」を宣言しており、外国人の入国もトランジットも認められません。従って、台湾は原則通り、彼らに対して「出発地点に戻る」ように要求しました。ところが、ニュージランドも台湾と同様に「鎖国」を宣言しており、彼らは「前にも後ろにも進めない状態」となってしまい、台湾の空港で一夜を明かすことになりました。

3.本件に関しては、飛行機に乗せてしまった「ニュージランド航空」のミスであり、台湾側と対応策を協議の結果、ニュージランド航空がミスを認めて台湾側に罰金を支払う事で、特別措置として日本人の若者がトランジットして日本に向かう便に搭乗することが認められました。何とも危機一髪でしたね。関係者が柔軟に対応してくれなければ、映画じゃないですが台湾の空港で暮らす羽目に陥っていたかもしれません。


それでは以下の三立新聞の動画をご覧ください。






今現在は海外に行く事は、新型肺炎に感染するリスクが増加するだけでなく、出入国のトラブルに巻き込まれる危険性もあり、とりあえず日本でじっとしているのが良さそうです。