先日漢堡王(バーガーキング)」の話題をご紹介したばかりですが、また彼らが何やら企んでいるようです。




非凡新聞のニュースによると、「雙12(12月12日))」用のプロモーションとして「買1送2(1個買うと2個プレゼント)」を行うそうです。「買1送1」なら聞いたことがありますが、「買1送2」だなんて初めて見ました。

セットメニューを買えば、ハンバーガー1個とフライドポテト1個が貰えるそうですが、よく見ると全台湾で「限定300個」だそうですからあっという間になくなりそうです。それにしてもバーガーキングは毎度ながら奇策を思いつくもんです。自ら金をかけてテレビCM等を流さないでも、自然とマスコミに注目してもらえてブランドの宣伝効果を発揮しています。


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東森新聞にも関連ニュースがありました。

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漢堡王(バーガーキング)台北市、新北市、桃園市、台中市、基隆市、新竹市、新竹縣にお店がありますが、台南には無いそうで、台南の人がFBのバーガーキングのページにコメントを書き込みました。それに対するバーガーキングの回答内容が話題になっています。

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台南人:「請來台南開一家,謝謝台南にもお店をオープンしてください。謝謝)」

バーガーキング:「可是瑞凡,國外不讓我們華堡加糖欸でもルイファン、国外では、私達に砂糖を加えさせないの)」


流石の私も、バーガーキングの回答の何が面白いのかサッパリわからないので研究してみました。

台南は料理の味付けが「甘い」ので有名なので、後半の文章はそれを皮肉ったものですが、前半の可是瑞凡(でもルイファン)」の部分がッパリ意味がわかりません。

検索でようやく意味がわかりました。

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台湾のテレビドラマの嫁さんのセリフに「可是瑞凡,我回不去了(でもルイファン、私は帰れないわ)」というものがあるそうです。

ここは「浮気をしていた旦那が健気な嫁さんのセリフに反省して、元のさやに納まる」といった場面だそうです。この嫁さんのセリフがネットで流行し、何か語気を変えたいときにドラマのパロディで「可是XX(ルイファンの部分は実際の人名に変更)」と使うそうです。機会あれば台湾人にかましてみたいフレーズですが、「可是」は凄くありふれた単語なので、外国人の私がドラマのパロディで話しているなんて気がついてくれなさそうです・・・・・

そのセリフの瞬間は以下の動画で確認してみて下さい。



 

もう少し調べてみました。このドラマの名前は「犀利人妻」で、2011年に放送されたそうですから、そんなに新しいものではないですね。「人妻(レンチー)」って単語は台湾でよく使われるので面白いですね。

ちなみに、このドラマは日本語字幕がつけられて、「結婚って、幸せですか」というタイトルで日本でも公開されているそうです。全く知りませんでした。「台湾道」を極めるのはまだまだ道が遠いです。修行です。修行。

おっと、バーガーキングで始まった話題でしたが、ふと気がつくと大きく脱線して全く違う内容になってしまいましたので、この辺で終了とします。以上。