台湾人が日本をどう見ているのかに関する報道がありましたのでご紹介します。


最新の調査によると、


「台灣人最愛的國家(台湾人が好きな国は?)」

1.日本   59%
2.中国   8% 
3.アメリカ 4%
 
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「台灣人應親近國家(台湾人が親しい国は?)」

1.日本   37%
2.中国   31% 
3.アメリカ 15%
4.シンガポール 3%

「台湾人の最愛の国は日本」という結果は想像していた通りのものですね。「親しい国」となると、日本は依然として1位ながら、差がぐっと縮まってきます。ビジネスの関係に加え、文化や中国語を共有する中国やシンガポールが俄然上昇しているように思います。

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台湾人のアジア地域の渡航客を見ると、日本が延べ482万人で1位です。これは韓国の4倍にあたります。中国もかなり多いですが、恐らくビジネスでの渡航の比率が高いのではないかと想像します。

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「台湾人の日本に対する親近感」の数値は 2015年に80%だったものが、2018年には70%に落ちています。特に若者層の減少が顕著らしいです。

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また台湾人の一番好きな国は日本とは言うものの、「影響力のある国」となると状況は変わり、日本は3位に転落します。ビジネス・文化・言葉といった要素に加え、外交関係(正式には日本は台湾を国家として認めていない)も影響しているのかもしれません。

1.中国   45%

2.アメリカ 33% 
3.日本   15%


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それでは以下のTVBS新聞の動画をご覧ください。