うわっ、何これ。これはヤバいニュースですねえ。今一つ全容がつかめませんが、取り急ぎご紹介します。


1.蔡英文総統が12日間の外遊に出かけ、7月22日に帰国しました。

2.時代力量の立法委員である「黃國昌」記者会見を行い、外遊に随行した「国家安全局」のメンバーがタバコを「走私(密輸)」しようとした事件が発覚し、取調べを受けている事を暴露しました。

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3.今回の手口は以下の通りでした。

 ① 華航(チャイナエアー)に免税品のタバコを事前予約。台湾の免税倉庫で商品は準備された。

 ② 総統を乗せた専用機が台湾の空港に帰国。飛行機に積まれていた貨物は「國賓特殊通關(国賓待遇の特別通関)」されましたが、台湾の免税倉庫で待機していたタバコをそれに紛れ込まそうとして、今回の事件が発覚しました。

 ③ 立法委員の説明によると、その量が半端ではなく何と9200カートンで代金は645万元(約2200万円)にもなるそうです。あまりにも異常な数量で、資料に付けられたタイトルの「狂買」が正にピッタリです。中身を見ると、大半が「日本ブランド」のタバコで、メビウス(マイルドセブン)や「峰」の名前が見え、こんな所にも日本好きの台湾人が現れていますね。

購入者の名前は「呉宗憲」で、台湾バラエティ番組の超有名な芸能人と同姓同名な点も話題になっているようです。

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4.購入数量が半端ではないので、個人の問題ではなく「国家安全局」としての関与や、販売した中華航空(チャイナエアー)の関与も今後大きな争点となりそうです。

また、今回の主犯とされるメンバーは過去の外遊にも随行しており、今回だけでなく過去の外遊でも同様の犯行をしていた可能性も指摘されています。


それでは以下の自由時報の動画もご覧ください。