今回は台湾の東森新聞で紹介されていた中国の話題です。
「日本動畫大師宮崎駿18年前的經典作品「神隱少女」、昨天終於在中國大陸院線首映(日本アニメの巨匠である宮崎駿の18年前の名作、神隠少女が昨日中国の映画館で初めて上映された)」
「首日累計票房約人民幣5407萬元,是同期上映的皮克斯新作「玩具總動員4」近3倍(初日の累計興行成績は約5407万元で、これは同時期に上映されたピクサーのトイストーリー4の3倍近い)」
台湾のニュースなので、昔に台湾で上映された時のタイトル「神隱少女」で紹介されていますが、中国版のタイトルは「千与千寻」のようです。何だか中国版と台湾版のタイトルを2つ足して、ようやく邦題になるといった感じですね。^^
「為了此次重新上映,中國電影集團找來周冬雨為等影星「神隱少女」中文版配音。(今回の放映に当たり、映画会社は周冬雨等の映画スターを中国語版の吹き替えに起用)」
「網民不買帳還吐槽說,角色跟聲音「對不上」、「18年前的台版中配還好一些」(ネットでは、配役と声が合っていないとか、18年前の台湾版の吹き替えの方が少し良いと囁かれています)」
「至於「神隱少女」當初沒有在中國發行原因,至今沒有官方說法。(神隠少女が中国で公開されていなかった原因については、公式の発表は今に至るまで無い)」
「網路上曾流傳,宮崎駿當年認為中國盜版嚴重,有版權安全的考量(ネット上では、宮崎駿は中国は盗作が多いと考えたので、著作権の保護を配慮したという説がある)」
「也有一種說法是,中國官方認為「神隱少女」劇情過於不符合現實,恐會影響民眾的思想。(また、別の説もある。中国政府は神隠少女の映画は現実と合わず、民衆の思想に与える影響を恐れた)」
「不過,隨著近來中日關係改善(しかしながら、最近の中日両国の関係改善があり)」
「除了「神隱少女」之外,吉卜力工作室的另一個經典作品「龍貓」,在問世30年後,總算於去年底在中國大陸首次上映。(神隠少女以外にも、ジブリの別の名作、龍猫(トトロ)も、公開30年を経て、昨年末に中国で初上映されている)」
うわー、「吉卜力工作室」でスタジオジブリなんて初めて知りました。
それでは中国の中国語吹替を少し見てみましょう。個人的には、特にそんな文句言う程でもないような気がしますが・・・・
千尋を吹き替えた周冬雨さんのインタビュー映像もありましたのでご覧ください
彼女については以下のwikipediaの解説を参照願います。
周冬雨(チョウ・ドンユィ、Zhou Dongyu 1992年1月31日 - )は、中国の女優。河北省石家荘市出身。
張芸謀(チャン・イーモウ)の映画『サンザシの樹の下で』(2010)で可憐なヒロインを演じて人気が沸騰し、中国では「13億人の妹」と呼ばれている。 2015年、北京電影学院を卒業。
ちなみに彼女の出世作は以下の通り。
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