今回は台湾のニュースで知った日本の事情シリーズです。
タイトルにひかれて見てみた所、オムニバス形式のニュースで他のニュースも一緒に紹介されていました。私が目指した日本ネタは 1:40秒~2:25秒の間でした。
① 何やらホームを走っているサラリーマン男性がいます。
② 年配の男性が登場し、走る男性に対して足を出しました。
③ 走る男性は見事に転倒。
④ すると後ろから2名の女子高生が追いかけてきました。男性は素早く立ち上がり再び逃走。
⑤ 男性と女子高生はそのまま階段を降りて行き、画面から消えました。
要は、駅で痴漢行為をして逃げているサラリーマンと、それを追いかけている女子高生の場面だったようです。それにしても、静かに登場して、クールに足をかけたオジサンも凄いですね。
このニュースに付けられたタイトルがなかなか面白い表現でしたのでご紹介します。
「日電車癡漢對女學生毛手毛腳後拔腿落跑 伯伯伸黃金左腳讓他跌個狗吃屎」
日本語に訳すと、
日本の電車で痴漢は女学生に対して「毛手毛脚」をした後に逃げだした。オジサンは黄金の左足を伸ばし彼を転倒させ「狗吃屎」。
となりますが、「毛手毛脚」「狗吃屎」の表現が難しくてわからないので、調べてみました。
「毛手毛脚」って、辞書で見ると以下のような意味でしたが、これでは今一意味が通らないですね。どうやらスラングでは「身体接触の痴漢行為」を意味するようです。手の毛や足の毛を触るイメージから痴漢に結び付いたのですかね?
もうひとつは、今回のような場面にピッタリの表現でした。
直訳すると「犬がくそを食べる」ですが、そこから何故か「前のめりに倒れた格好」と発想するようです。罵り言葉として使われるようです。
以上の理解で翻訳を完成させると、
日本の電車で痴漢は女学生に対して「痴漢」をした後に逃げだした。オジサンは黄金の左足を伸ばし彼を転倒させ「痴漢は前のめりに倒れやがった」。
それでは三立新聞の動画をご覧ください。
PS: 当然ながら、元ネタは日本のニュースなので、日本のネットでも関連情報がありました。ご参考まで。
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