今回のニュースは鰻の話題です。

台湾は鰻を昨年度は2614トン輸出したそうです。仕向け地は日本、シンガポール、ベトナム、アメリカ等ですが、そのほとんどが日本向けで、何と2502トンでした。

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ニュースに登場する、このオジサンは「活鰻大王」とも呼ばれる人物で、日本向けに年間1000トンも輸出しています。確かに大王ですね。^^

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それでは輸出する作業を少し見てみましょう。

流れ作業で鰻の大きさを選別しています。

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選別された鰻のプールには氷が投入されます。

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冰で水温を下げると、鰻は冬眠状態になります。

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冬眠状態の鰻を酸素を充填した袋詰めにします。

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箱詰めされた鰻は空輸され24時間以内に日本に運ばれます。日本到着時の鰻の生存率は100%です。

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台湾の鰻は価格ベースで日本市場の占有率は4割にも及びます。日本に輸出される中国の鰻は台湾の鰻の5倍~8倍の物量ですが、台湾の鰻は品質が良く高値で取引されているので前述の市場占有率になるようです。


それでは以下の三立新聞の動画をご覧ください。





PS: 全然関係ないですが、台北の肥前屋の姿を見たくなったので、検索で見つけた動画を貼り付けておきます。ここは庶民派の値段で人気を集めているお店です。私は美食家でないので、このお店の鰻が食べれるのなら大満足です。お値段は、うな重で250元(約865円)のようです。