今回も中国からの話題です。

最近は中国人も「刺身」を当たり前のように食べるようになりましたが、今度は「河豚(ふぐ)」だって食べ始めたようで驚きました。

「不吃河豚不知鱼味(フグを食べなければ、魚の味を知らないということだ)」
「吃了河豚百鱼无味(フグを食べたら、どんな魚も味がないように感じてしまう)」


福建省の漳州では河豚を年間で6000トンも養殖しており、これは中国全体の6割を占めるそうです。

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ニュースの解説によると、養殖することにより毒性は減少し、更に目・卵巣・内臓・血等を2-3時間かけて丁寧に処理することで食用出来るようになったそうです。

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料理されたものを見る限りは、日本では見たことがないような完全な中華料理に仕上がっています。但し、刺身にもするようなので中国でも「てっさ」が食べれるようです。

フグ料理以外にも、つくねや餃子のような食品に加工したり、パックのような化粧品や、酒類等もフグで生産されています。


いよいよ「眠れる獅子」が起きあがって「河豚」を食べだしたようです。養殖をガンガン始めたそうですから、日本でも知らない間に中国産の河豚を食べているのかもしれません・・・・


それでは東森新聞の動画をご覧ください。