今回はチャイナエアラインのフライトアテンダントが乗客を機内に残したままホテルに退去したというニュースです。

1.アメリカのサンフランシスコから深夜に台湾に向けて出発しようとしていたフライトが機体の故障が発見され修理が必要となりました。

2.すでに乗客は搭乗していましたが、修理に時間がかかると見たチャイナエアラインはフライトアテンダントをホテルに戻して休憩させました。

3.乗客は機内に残されていました。空港から電源の供給を受け、飛行機の空調等は問題なく作動していましたが、万一火災でも発生した際に、「一体誰が乗客を誘導して避難させるんだ」と問題になっています。

4.識者によると、フライトアテンダントは避難誘導等の訓練を受けているメンバーであり、緊急時には乗客を避難させてから退去する義務があり、この点で台湾の規則に違反しており、チャイナエアラインは罰金を受けるだろうとコメントしています。


尚 フライトアテンダントをホテルで休憩させた理由は、「機上にいる際には勤務時間としてカウントされる為」だそうです。航空業界の競争も厳しく、この辺りの節約もミリミリと行われている現実を垣間見た気がするニュースでした。

それでは華視新聞の動画をご覧ください。