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ブルキナファソと国交断絶したニュースを先にお伝えしていましたが、「りんご日報」に台湾と現在国交がある18カ国のリストがありましたのでご紹介します。

ちなみにブルキナファソとは過去には、1961年に国交を結び、1973年には彼らが中国と国交を結んだので断交し、1994年には2回目の国交を結び、今回彼らは再び中国に乗り換えたので、2回目の断交となったようです。これって、中国と台湾に競争させ、最大限の援助を獲得する戦略なんですかね。

台湾と国交がある国は、残り18カ国となり、この数は史上最少となります。マイナーな国が多いので、漢字で書くと一見ではサッパリ国名がわからないところも多いですが、少しづつ確認してみます。




1.アフリカ地区

中国のアフリカでの力はやはり強力なようで、今回のブルキナファソとの断交で、残りはスワジランド1国となっています。

2.ヨーロッパ

日本も偉そうな事は言えませんが、ヨーロッパもほぼ全滅です。一つだけあるのは「教廷」。一瞬何それと思いますが、これはバチカンですね。


3.アジアは全滅


4.オセアニアは小さな島国を6か国確保しています。

ソロモンの名前も見えますが、この国の大統領は先日台湾を訪問して、歓迎宴のスピーチでスポーツイベントへの援助を要求して話題になったばかりですが、こりゃ早速中国の工作が始まっていそうです。

ナウル
ツバル
マーシャル諸島
キリバス
パラオ
ソロモン

5.中南米

この地区は一番頑張っているエリアですね。

ベリーズ
ハイチ
パラグアイ
セントルシア
エルサルバドル
ホンジュラス
セントクリストファ・ネイビス
セントビンセント
グアテマラ
ニカラグア



尚 上記の地図には「一人当たりGDP]の数値も記載されていますが、1万ドルを超えるのは3か国のみです。中国が何かのキッカケで更に強力な攻勢に出れば、この18という数値も、あっと言う間に激減しそうで怖いですね。