給与水準の低さが大きな社会問題の一つであり、特に若者の給料が低い台湾ですが、今回のニュースは一つの例外のようです。

新加坡航空(シンガポール航空)が空服員(フライトアテンダント)の募集を行い、1000人を超える人が応募したそうです。月給は10万元(約37万円)からと非常に条件は良いですが、採用されるのは30-40名で、採用率は0.03%~0.04%と狭き門です。

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他にも外国の航空会社が台湾で人材を募集する事も多く、専門家によると航空会社は、富裕層の乗客に顧客ターゲットを絞っている。最近は、中国人及び世界中の華僑のビジネスクラス利用者が大幅に増加しており、台湾の人材が人気となっている要因があるそうです。

外国の航空会社の給与水準は台湾に比べて高く、ニュースによると以下の通り。

シンガポール航空:10万元、但し海外に5年派遣され、部屋は自己負担。
カタール航空:6-8万元で、部屋は会社提供。無税なので実質的な手取りは多くなる。
日本航空:6万元、但し台湾に近い。

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それでは民視新聞の動画をご覧ください。