桃園で開催された農業博覧会の一つのイベントとして、「宮崎牛 VS 台湾牛」が企画されました。会場では、宮崎牛と台湾牛を使った「牛肉湯(牛肉スープ)」が各500人分提供されました。表記がないので、会場の参加者には、どちらが宮崎牛で、どちらが台湾牛かがわからない状況下で、美味しいと思う方に投票をしてもらいました。結果は宮崎牛に勝ちだったようです。桃園市長による、宮崎牛の勝因の解説としては、「宮崎牛は台湾牛に比べて、脂肪分が多くて、食べた食感が柔らかい」と説明していました。

ちなみに台湾牛の名誉のために補足しておきますと、台湾の牛肉を使った牛肉湯は「かなり美味しい」です。特に台南のものは非常に有名で、私も台湾に行くときは必ず一度は食べるメニューです。今回は宮崎牛の勝利でしたが、はるばる海外から参加するだけに相当高品質な和牛を持って来ていたのでしょうね。

尚、今回の農業博覧会には、宮崎県の知事も会場に駆けつけて、宮崎県の物産のPR活動に精を出されています。台湾のニュースでは知事自身が中国語で挨拶されている部分がチラッと映されており、意外に上手な中国語を話されていたので、イベントに備えて相当練習されていたようですね。

それでは民視新聞の動画をご覧ください。