2018年の「清明節」は4月5日ですが、先ずはその概要を確認しておきます。

(コトバンクより)


元来は中国の先祖祭。旧暦
3月,春分から 15日目にあたる節日に,家中こぞって先祖の墓参りに出かけ,鶏,豚肉,揚げ豆腐,米飯,酒,茶あるいは香燭や紙銭などを供える。

この清明節は,沖縄に
18世紀中期に伝わったといわれ,今日沖縄でも重要な節日の一つになっている。当日,人々は父系先祖の墓参りに出かけ,墓前に茶菓子などを供えて半日を飲食しながら楽しく過す。また,門中 (もんちゅう) と呼ばれる父系親族集団の間では,その宗家に祀られる始祖の位牌を拝んだり,始祖の古墓へ共同参拝したりする。これを神清明 (かみせいめい) などと呼んでいる。



台湾の「清明節」の習慣の一つとして「春巻(日本とは違うものです)」を食べるというものがあり、これは日本の節分に「恵方巻」を食べるのと少し似ています。従い、この時期の春巻を売るお店は大人気となります。

さて、今回は台南にある春巻の有名店の話題です。通常のお店なら清明節の時期は商売大繁盛で嬉しいものですが、台南の名店が「人が多すぎて疲れるので休みます」として4月2日~5日を休店を宣言しました。従い、4月1日は更に人が増えて行列が100m以上にも伸びました。

WS001814


このお店は台南の民族路と国華街の交差点にある「金得春巻」の事ですね。このお店は清明節と言わずに人気店で、何時でも週末は凄い行列が出来ています。値段が比較的安い上に、中に入れる具材が豊富な点が人気の理由だと思います。


それでは年代新聞の動画をご覧ください。




こちらの動画もご覧ください。このお店の春巻がどんなものか良く分かると思います。