東京アニメアワードフェスティバル2018のコンペティションの長編映画部門で、台湾アニメのオンハピネスロード(幸福路上)がグランプリを獲得したと東森新聞のニュースで報道されていました。

ニュースによると、58カ国731作品の中からの栄えある受賞です。

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監督によると、「ちびまる子ちゃんが日本の一般的な家庭の物語だとすれば、じゃ台湾の一般家庭を描くとどうなるか」と考えていたそうです。

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それでは、ニュース動画をご覧ください。




興味を憶えたので、関連動画を探してみました。予告編がありました。

1.最初に、引っ越しの為に家財道具を積んだトラックの荷台に乗っている、お母さんと娘の会話から始まります。

娘:ママ、どこに引っ越すの?
母:幸福路。とっても幸せの幸せよ。
娘:幸福って何?

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2.主人公の女の子は、1975年4月5日の台湾に生まれ、幸福路で育った。彼女は言います。「私は将来大変役に立つ大人になって社会を変えるの」

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3.そして彼女も大人になり、なかなか望み通りにはなりません。映画のテロップに「あなたが理想としていたような大人になれましたか?」と出ます。

予告編の動画をどうぞ。






これだけでは、何のことかストーリーはサッパリわかりませんが、予告編の場面をみて主題歌を聞いていると不思議と涙が出てきました。私は映画の主人公より一回りくらい上の世代ですが、共有出来る場面が多いからかも知れません。

一つ間違うと、見え透いていて白々しいストーリーになりそうな設定ですが、グランプリを受賞するぐらいですから、その辺りが自然に描かれているのでしょうね。

蔡依林 Jolin Tsai の歌う主題歌が凄く良いので貼りつけておきますね。



那個當初的我現在 好嗎
你失落在 哪一次 搬家
但每次太陽落下 依然往上爬
新的枝椏 來自 舊的傷疤

以為幸福 不在這在別處
總是滿足 別人要的滿足
一路追逐 原來是我怕和自己獨處
我又是誰 我卻說不 清楚

成為了你理想的人了嗎
那故事後來 有什麼留下
但每次太陽落下 依然往上爬
新的枝椏 來自 舊的傷疤

也許幸福 不過是種自如
是一段路 不必通往何處
也許幸福 本來沒有路要一步一步
是一首歌 是裂縫的 光束
是一首歌 有淚水的 溫度

送你一份愛的禮物
我祝你幸福
無論你在何時
或是在何處
莫忘了我的祝福



台湾のニュースを日本語に翻訳している「台湾フォーカス」にも関連記事がありましたのでご参考まで。

http://japan.cna.com.tw/news/aart/201803130001.aspx