今回は中国からの話題です。

私が中国で働いていた20年くらい前は飲酒運転は当たり前で、飲んだ帰りに中国人の友人に飲酒運転で送ってもらうのが非常に怖かった記憶があります。幸い今まで無事で生き延びていますが、流石に最近の中国では「飲酒運転はいかんだろう」という風潮もあり、「代駕(日本語では代行)」というサービスが盛んになってきました。

更に進んだサービスが今回の話題で、何と「代喝(代わりに飲む)」サービスが登場し、ネット上で議論が巻き起こっているそうです。この「代喝」は携帯のアプリで「代」と同じように頼めるそうです。

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以下の価格表を見ると、

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・42度以下の白酒は一杯100元
・42度以上は一口200元
・中国式の乾杯の場合は価格は50%増し
・生ビール 一杯10元、一瓶 50元
・一瓶吹 100元、吹くって何だろう? 一気飲みかなあ?
・白酒と洋酒のチャンポンの場合はご相談
・固定価格のセットメニューもあり、飲む相手が女性なら1288元で、男性なら2888元です。



私たちには考えもつかないような飛びぬけたサービスですが、これってどうなんですかねえ。まあ、自分で車を運転して帰れますが・・・・・

中国での議論は、当たり前の内容で、

「宴会とは感情の交流であり、そこに何者ともわからないものに代わりに飲ませては誠意がないのではないか?」

「万一飲みすぎて問題が起こったら、誰が責任を取るのか?」


それでは動画をご覧ください。




以上、中視新聞でした。