台湾では「空気汚染」が大きな社会問題となっています。

http://higashi2005.dreamlog.jp/archives/52205014.html


一般的には「火力発電所」や「車の排気ガス」がその原因としてやり玉に上がっていますが、環保署のデータによると、台湾にある7万以上のレストランから排出される排煙によるものが、実はPM2.5の全体の排出量の約1割を占めており、それは石炭を燃やす火力発電所より高い数値であることが判明しました。

これを聞いて、焼き物屋さんの付近の住民は驚いています。環保署は、「燒烤火鍋(焼肉と鍋を同時に提供するお店)、牛排(ステーキ屋さん)、速食店(ファーストフード)に対しての管理を強化し、不定期の検査を実施すると発表しました。規則違反している業者は10万~100万元の罰金となります。


台湾の屋台を見ていると、猛然と煙を上げて調理し、それをファンで強制的に吸い上げ、大きなダクトを経由して排出しているのをよく見ます。日本ではあまり見られない光景ですが、台湾中にありますから、塵も積もれば山となるで、あれが実は結構悪かったみたいですね。




以上、中視新聞でした。