「東森新聞」からのニュースです。

WS000320

台湾は日本とは違い、早くから国民総背番号制があり、国民全員が身分証明の為の番号を持っています。

新北市に住む謝さんの「中華民国国民身分証」の番号は何と「A123456789」なんです。非常に簡単で覚えやすくて良いような気がしますが、実は苦労も多いらしい。

最近も、呂さんという女性が列車の切符を予約する際に、身分証明書の番号を冗談でA123456789としたところ、鉄道警察は文書偽造の罪で起訴し、同時に謝さんの所にも照会がきたそうです。

とにかく身分証明書番号の盗用により、朝から晩まで、法廷からの通知が来たり、追加の納税の通知が来たりするし、又 クレジットカードの発行手続きも非常に困難だそうです。

面倒な事件はこれだけではなく、何年か前には「ネット上で援助交際した男」とされてしまい、奥さんからは疑われて家庭崩壊の危機もあったそうです。

これは実は15歳の中学生が謝さんの身分証明書の番号を語ってネット上で援助交際しようとして警察に逮捕された事件でした。

謝さん曰く、「擁有這一條龍號碼,真不知是好還是壞。(こんな続き番号を持つことは、良いことなのか悪いことなのかサッパリわからない)


うわ~、これって日本もマイナンバーでも同じような不具合が起こりそうな事例ですねえ。ある日突然、「知ってるぞ。 お前援助交際してただろう!」なんて言われたら困るなあ。^^



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

台湾関連のブログランキングに参加しています。宜しければ、清き一票、バナーをワンクリックお願いします。^^) 
台湾旅行 ブログランキングへ