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今朝の一面記事。末端公務員の汚職の指摘です。


1.台中市の議員の吳顯森は「住家附近路燈不亮,報修三天仍未見市府員工出現(家の付近の電燈が切れているので修理を要請したが、3日たっても市役所の関係者は修理にやってこない)」とのクレームを先月受けたので調査しました。

2.毎日人を派遣して調査したところ、台中市の建設局の「路燈管理科(道路照明の電燈管理課)」で勤務する16名が集団で残業代を誤魔化していたり、備品を持ち出していたりしていたことが判明しました。

呂榮銓のケース。

彼の出勤簿では退勤時間が夜の10時でしたが、早めに帰宅して自分で経営しているビンロウ店で働いていたようです。


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もう一人の職員 龔國隆のケース。彼は自宅で「金物店」を経営。今月の7日は夜7時に出勤し、出勤簿にサインした後で夜8時には退勤していますが、8時間勤務した給料を受領していました。

更に彼は職場から安定器等の備品を持ち帰り、何と自分のお店で販売していました。

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3.吳顯森自身も今月の26日に「路燈管理科(道路照明の電燈管理課)」の事務所を突然訪問しました。

時間は午前11時でしたので、午後2時の勤務開始前でしたが、16名の職員のうち11名が既に勤務簿にサインしていました。

うち2名は朝8時から昼12時まで残業しているように記載されていましたが、調査したところ、1名は病院にいましたし、もう1名はどこにいるのか不明でした。

この職場の平日勤務時間帯は午後2時から夜10時までで、交代で2名1組が朝8時から昼12時まで残業勤務する体系だそうです。