国会で成立した「社會秩序維護法」の修正案が今日の深夜に発効するそうです。今日のりんごの一面のタイトルは、「直撃 最後の一夜、急いで売春」でした。
それにしても、実は台湾って今頃まで売春が合法となる法律が残っていたの?
2005年に台湾の新聞「りんご日報」の記事を紹介する目的で始めたブログ。自称「日本で一番りんご日報を読んでいた日本人」。時代の趨勢なのか2021年5月17日を最後に台湾のりんご日報は廃刊となりました。その後、ご本家の「香港のりんご日報」までも2021年6月24日付で最後となってしまいました。香港の経緯は日本でも多く報道されたのでご存知の方も多いと思います。紙の新聞は無くなりましたが、今後もブログのタイトルを変える気はありませんし、「りんご日報」の野次馬精神を継承して中華圏のニュースをご紹介していきますので宜しく。
買春無罪ったって報道がパパラッチ制なので買ったほうもヴァッチリ容姿だの身元だのバレるし、警察でみっちり聴取されたりするので社会的立場がなくなる日本人赴任者も山ほど居ます。
今後は基本的にはどっちも違法になるのですが、公娼制や特区云々とかその特区をおくことに全自治体が反対していたりで社會秩序維護法の完全適用はまだなのですが。
Mixi版の方で日本の記事をご紹介してくれた方がいました。
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20111106-859785.html
そして私も少し検討してみました。
ご指摘ありがとうございました。深く考えずに表題だけ見てコメントしていたのですが、今一度記事を読んでみると以下のような記載でした。
(原文)
立法院新通過的《社會秩序維護法》修正條文今天凌晨零時生效,以往「罰娼不罰嫖」的規定,變革成性專區外的娼、嫖都要罰,最高罰3萬元,但因各縣市都沒設專區,因此等於今起全國娼、嫖都罰。
(要旨)
1.立法院で決定した「社会秩序維持法」の修正案が本日零時に発効する。
2.「娼婦は罰せられ、買った人は罰せられない」との規定が、「性の専用区以外では売ったほうも買った方もどちらも罰せられる」ように変わります。
3.しかしながら全国の県・市で専門区を設置している所はないので、今からは娼婦も買った方も罰せられることになります。
(下名解釈)
この記事だけから判断すると、
1.昔も今後も娼婦は罰せられるので、その意味ではNikkeiの言うように「これまで売春には罰則がない」との説明は正しくない。
2.今までは娼婦だけが罰せられる不平等?な規定であった。今回の法律改定では何を思ってか、専門区以外では男性側も同様に罰せられる事としたものです。
この部分をとらまえてNikkeiでは「合法化された」と解釈しているようですが、下名が読む限りは娼婦はどこでも罰せられるので合法化されたわけではない。男性に都合が良すぎるだけです。
3.最後に、リンゴの説明によると修正法が仮定している「専用区」というのは台湾に正式には登録されていないようで、男性天国は許されず、男女共に平等に罰せられるのが現実だそうです。