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2006年5月7日(日) TVBS新聞
陳総統の外遊の話題は「りんご日報」からご紹介しておりましたが、TVBS新聞に随行記者団に関する興味深い記事があったのでご紹介します。

外遊での総統の行動は非常に「神秘的」だそうです。随行記者団は総統と一緒に専用機に乗り込みますが、飛行機が飛び立った後でもどこに向かっているのかを教えられず、記者にとっては「真的是身心大考驗(全く記者の心身のテストみたいなもの)」だそーです。行程が漏れるのを恐れて専用機の衛星電話も切断されており、記者にしてみれば磁石で飛んでいる方向を判断するしかないそうです。37.5時間のフライト後に最初の訪問国に到着し、ある記者はそこで病院に直行したそうです。

台湾人旅行客は世界中に出かけていますが、政治の世界となると厳しい現実を垣間見ます。色んな妨害を避ける為に総統の外遊の行程は最高機密扱いにされるみたいです。「どのようなルートで、どんな国を訪問してくるのでしょう」なんて話題は他の国では考えられないです。以前は、国家幹部が外遊した帰途に台風の危険があったので日本の沖縄に緊急着陸した事により、日本訪問?が実現してしまったような話題もありました。

私は政治的なものに関心があるわけではありませんが、いち台湾ファンとして台湾の総統が平和裏に世界で活躍出来る日が来る事を素直に願っています。赤ちゃん