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2006年4月22日(土) 一面

日本でも報道されている台湾版「一碗陽春麺故事(一杯のかけそばの故事)」の報道が今日の一面です。「一碗麺ママ」が笑顔でお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。

日本の「一杯のかけそば」の映画も見た事がないのでストーリを知りませんが、ましてや台湾版についてはどうでしょうか。記事を読んでみて、だいたいはこんな話であったようです。

11年前に結婚したママは5人の子持ち。去年の4月に末期の子宮ガンと診断され、今年の2月からは入院治療。今年の3月に病院が子供達を招待して麺を食べさせたそうな。子供達は「陽春麺(名前は大そうですが、要はかけそば)」を注文。お店は気をきかせて「ワンタン麺」をだしてあげました。子供達は一口だけで食べるのを止め、「パパとママはまだ食べていないので持って帰って食べさせてあげたい」と言ったストーリが一般大衆の感動を呼び、低所得家庭への募金が集まり、また陳総統までお見舞いに登場することになったそうな。

ママの5人の子供達への最後の言葉として、「你們要聽爸爸的話,要好好念書,媽媽要到西方世界佛祖面前,我會在天上看著你們!(パパの言う事を良く聞いて、勉強にはげむのよ。ママは西方の仏様の所に行きますが、天から皆の事を見てますからね」。更に兄弟の中で唯一の女の子の雪婷には「要記得幫三個弟弟洗澡!(3人の弟達をお風呂に入れてあげるのを忘れないでね」。困った